謹啓　皆様には平素より当機構の活動に対しまして温かいご理解とご支援、ご協力を賜り、有難く感謝申し上げます。
部活リノベーションプロジェクトの活動は、サポーターや法人パートナーをはじめ、皆様からのご支援により運営されています。
お寄せいただいたご支援は責任をもって、学校の部活、スポーツ選手のセカンドキャリアの支援などに活用しています。
各方面の有志の方々には、宜しくご協力、ご協賛を賜りたく存じます。

当機構では、元サッカー選手のセカンドキャリア問題や部活顧問の指導力不足による成長格差の解消に貢献し、日本のサッカー技術を若い世代へ継承するためのプロジェクトを行っております。

現在、多くの学校で生徒に部活動を教えている約半数近くの教員が『対象協議の素人であり、体育教師でもない』という状況であり、多くの生徒は正しい練習や必要な指導を受けられない環境にいます。
このような部活動問題の対策として、外部指導者の導入も一部で始まっていますが、外部指導者不足など思うように進んでいない状況です。

また、プロとしてキャリアを築いてきたサッカー選手も引退後は安定的に収入を得たり、サッカーに携わる仕事ができる人も一握りです。
さらには2・3軍の選手に関しては引退後の就職難になることが多いとされています。

前項のような問題がある中、当機構では「部活リノベーションプロジェクト」と題し、元プロサッカー選手を中学校や高等学校などのサッカー部に対し派遣を行っています。

現在、テストケースとして、大阪府内の３つの高等学校で、元プロサッカー選手を部活に派遣を行っています。

今後は、大阪府下だけに留まらず徐々に全国の中学校・高等学校の部活に対し、元サッカー選手を派遣することを考えています。

公立高等学校の部活からは一切費用をいただかず運営する中、元プロサッカー選手に対する報酬が必要であり、運営資金が足りなくなることが考えられます。

中学校の部活へは、部活指導員派遣という制度があり、市及び国が部活指導員の報酬を補助してくれます。
しかし、高等学校は市や国の補助がないため、運営するためには皆さまからのご支援が必要になります。